今日は経済用語の貿易統計について学習していくよ。
簡単な用語の理解とその国の通貨に与える影響について学んでね。
がんばります!!
貿易統計とは?
貿易統計とは、ある国が他国と行う貿易の商品の種類、量、金額についてまとめた統計データになります。これにより、その国の経済活動や国際取引の傾向を把握することができます。
この統計の中で重要なのは、その国の貿易収支が黒字なのか赤字なのかということであり、貿易収支が黒字である場合、その国は輸出が輸入を上回っており、逆に赤字の場合は輸入が輸出を上回っているということになります。
通貨との関連性について
貿易収支と通貨の関係については、一般的に以下の通りと考えられています。
貿易収支と通貨の関係
貿易収支が黒字→外国からその国の通貨に対する需要が高まる→通貨高
貿易収支が赤字→その国から外国へ資金が流出する→通貨安
それでは、例として日本の貿易収支の推移と米ドル円相場との関連性を確認してみましょう。
上記のグラフのように2022年に発生したロシアのウクライナ侵攻による世界的な輸入資源価格の高騰によって著しい貿易赤字に転落して以降円安が続いていることが確認できると思います。
日本の貿易相手国はアメリカだけではないですし、為替レートに影響を与えるのは貿易収支だけではないので、完全に相関性があるという訳ではありませんが、一定程度の影響を与えています。
今日は貿易統計とその国の通貨との関連性について学習したけど、どうだった?
なんとなく理解できました。とっても面白かったです。
それは良かった。他にもいろんなテーマを学習して知識を獲得していきましょう。
貿易統計についてのまとめ
- 貿易収支が黒字→通貨高
- 貿易収支が赤字→通貨安
- 様々な要因によって為替レートは変動するので、あくまでも要素の1つ