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FXの勝ちパターンを見つける② チャートのパターン

チャートの法則性ってないんでしょうか?

あるにはありますね。チャートは投資家の心理状態を反映させているものなので、一定の法則性をもっています。

それを理解できたら勝てますか?

それはまた別の話ですけど、勝率をあげることはできると思います。


チャートのパターン

チャートのパターンとは、トレンドが反転または継続する際に現れる特徴的なチャートの形のことで、投資家の心理が色濃く反映されている状態のため、これを理解しておくことで、自分の得意パターンの発見や値動きの予想がしやすくなります。

チャートのパターンは大きく分けて以下の2種類に分類されます。

チャートパターン

  • 反転型(逆張りに有効)
  • 加速型(順張りに有効)

では、それぞれの市場のパターンについて簡単に説明していきます。


反転型(逆張りに有効)

反転型のチャートパターンは、トレンドの終了及び転換を表す予兆になります。一般的には、利益の確定または、逆張りのエントリーの判断材料になりうる形と考えられています。

主に高値圏・安値圏で発生し、値動きの線が山や谷を描くことが特徴です。

反転型のチャートパターンを一覧にすると、以下のようなパターンがよくみられます。

画像引用:OANDA証券

トップタイプの場合は、天井圏で発生し、赤線を割り込むことで、買いの利益確定・逆張りの売りエントリーを判断する形となります。

ボトムタイプの場合は、底値圏で発生し、赤線を上抜けすることで、売りの利益確定・逆張りの買いエントリーを判断する形となります。

私は、トレンドに乗れなかった場合に、この形が形成されるのを待ってから逆張りのエントリー判断材料として考えることが多いです。

赤線を基準に値動きが加速する場合もありますし、狙い通りに加速しなかった場合にも損切がしやすいため、トレード効率の良いチャートパターンだと思います。


加速型(順張りに有効)

加速型のチャートパターンは、トレンドの継続及び加速を表す予兆になります。一般的には、逆張りの失敗または、順張りのエントリーの判断材料になりうる形と考えられています。

トレンドが小休止する場面で発生し、抵抗線を突破すると加速していくことが多いです

加速型のチャートパターンを一覧にすると、以下のようなパターンがよくみられます。

画像引用:OANDA証券

トレンドは一方的に動き続ける訳ではなく、間にこのような小休止を挟みつつ勢いの調整をしています。

階段に例えると踊り場のイメージ

私は、トレンドに乗れているときに、この形の形成を予感する場合には、1度利益を確定して様子見をします。

形だけでみるとシンプルに思えますが、実際の取引時には、どちらに突破するのか決着がつくまでに、かなりの時間を必要とするため、利益が発生しているとしても、精神的にストレスを感じるからです。

また、抵抗線を突破して加速していく場合には、トレンドの継続となりますが、反対に抵抗線を突破できなかった場合には、トレンドの反転を示唆し、利益の確定と逆張りのエントリーが相まって反対方向に大きく動くことが多いため、それを見定めてからエントリーをし直す方が、勝率を高めることができます。


今日は、チャートパターンの基本について学習したけど、どうだった?

いろんなパターンがあるんですね。勉強になりました。

それを理解した上で、戦略をもってトレードをすることで勝率を上げることができるよ。

チャートパターン まとめ

  • 反転型(逆張りに有効)
  • 加速型(順張りに有効)
  • 決着がつくには時間がかかる
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